中華カーボン・シクロクロス(第四回) - 組み立てと加工 自転車けんちゃん

大学サークルで自転車に魅せられて30年以上たちました。 いまだにロングライドと言えば日の出から日の入りまで 走っています。

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中華カーボン・シクロクロス(第四回) - 組み立てと加工

こちらのアンカーの10速部品を中華カーボンに移植します。
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移植中の様子。
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新規購入部品

以下新規購入部品です。
ディスクブレーキ
TRP Spyre Disc Brake 160mm
Merlin Cyclesで購入
公称重量:154g
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このディスクブレーキはメカ式です。
ブレーキの利き具合はキャリパーブレーキと大体同じ
パッドがなじむまで滑るような感じがしてあせります。
なじみが出れば滑る感じはなくなります。

SPDペダル
Shimano XTR Race M9000 SPD Pedals
Merlin Cyclesで購入
公称重量:310(ペア)
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SPDペダルの上位機種。
着脱が容易で使いやすいです。

シートポスト
27.2mm Super light Carbon ROAD MTB Bike Seatpost
ebayで購入
公称重量:175g
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俗に言う中華カーボンです。
非常にしっかりした作りで、
強度的にも問題無さそうです。
化粧カーボンの継ぎ目が分からないくらい
きれいに仕上がっています。

中華カーボン標準のヘッドのベアリング
フレームと一緒に購入。
P16(φ52x7x45°)
P08(φ41.8x6.5x45°)
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1.5" Lower、1.25" Upper
で探せば同じサイズのヘッドが見つかります。
一般的なサイズのようです。

加工開始

中華カーボンは自身で修正が必要な箇所がいくつかあります。
完璧なものが納入される期待をしないほうが良いです。
プラモ感覚で自身で切った張ったする度胸と技量が必要になります。

間違ってもプロショップに組み付けしてもらおうなんて考えない方が良いでしょう。
お金を払っても不出来なフレームの修正をしてくれるショップなんて皆無ですから。(笑

こちらのフロンとディレーラー用の穴は
真下からケーブルが通るのに真横になっています。
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ドリルにて垂直方向に穴を広げます。
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コラム長30cm
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長すぎるので7cmくらいカット
使用した工具はソーガイドと金切鋸刃。
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金切鋸刃は硬いものが切れるバイメタルが良いでしょう。
カーボンは非常に硬いので鋸刃は1~2回で使い捨てになります。

断面を観察すると非常に良い出来であることが分かります。
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カーボンコラム形成のときに丸い筒上の物は非常に難しいのです。
外側を型にはめて内側からバルーンで圧縮して作ります。

圧縮の圧力が足らないとコラム内にボイド(小さな泡の空洞)が出来ます。
ボイドのある箇所はステムなどでクランプしたときに割れたりしますし、
強度的に弱くなります。このコラムにはボイドは皆無です。
コラムの厚みを一定にする為に形成した後に内側を切削している形跡があります。

ディスクブレーキを取り付けてみたのですが、傾いています。
どうやら台座が傾いているようです。
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台座をヤスリで削って傾きを調整します。(汗
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真っ直ぐになりました。
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配線

ワイヤーを通します。
フレームにはワイヤーのガイドが通っているので簡単です。
ディレーラーのワイヤーはフレームの中を通ってBB下経由で繋がります。
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フロントとリアの経路を間違えると・・・

こんな感じでフレームに当たります。汗)
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リヤブレーキのアウターはフレームの中を通ります。
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アウターはそのまま後ろまで繋がっていますので結構な重量です。
軽量なアウターを使用したほうがいいかもしれません。

走行中にアウターがフレーム内で暴れてカチャカチャ言うので
消音が課題です。まだ方法は考え中。

ブレーキのクリアランス調整は、
取り付けボルトで行います。

取り付けボルトを緩めて、ブレーキを握ります。
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この時丁度良い位置にブレーキがありますので
このまま取り付けボルトを締めます。

ワイヤーの長さは、左右90度にハンドルを切れる長さにします。
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出来上がったら最後にコラムをカットします。
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このときにサイズ決めの問題があります。

ヘッドの固定にはカーボンコラム用のアンカーナットを使用します。
右:中華フレームと一緒に買ったアンカーナット
左:ディズナ カーボンアンカーナット
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よく見るとアンカーナットの飛び出し量が違います。

大雑把にフタから5mm下げてカットする必要があります。

ハンドルステムから5mm飛び出しでカット、
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10mmのスペーサーを使用すればOKです。
丁度良いスペーサーがありました。
富士ヒルクライムのフニッシャーリング:10mm
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カーボンをクランプする部分の滑り止めには
MOTOREXのカーボンペーストがいいそうです。
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滑らかなグリスのような素材ですが、
圧力がかかると摩擦が増大する素材だそうです。

完成です。
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まだまだつづく。


中華カーボン・シクロクロス シリーズのリンク
(第零回)
(第一回) - 購入
(第二回) - 開梱・ガラスコーティング
(第三回) - ホイール手組み
(第四回) - 組み立てと加工
(第五回) - 試走
[ 2016/08/21 22:09 ] 中華カーボン | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

けんちゃん

Author:けんちゃん
東京在住、和歌山生まれ
自称、和田峠ニスト
中華カーボンと手組みホイールでシクロクロス参戦中