マビック キシリウム SL - ベアリング交換&グリス交換 自転車けんちゃん

大学サークルで自転車に魅せられて30年以上たちました。 いまだにロングライドと言えば日の出から日の入りまで 走っています。

ホーム > メンテ - ホイール、ハブ、フリー > マビック キシリウム SL - ベアリング交換&グリス交換

マビック キシリウム SL - ベアリング交換&グリス交換

マビック キシリウム SL(MAVIC KSYRIUM SL)のベアリング交換と一緒にグリスの入れ替えをしてみました。
参考にしたのはモチュール テックグリスの紹介記事
MOTUL Tech Grease 300がかなり良いと書いてあったので試してみた。

ベアリングの交換手順はこちらを参考にしてほしい。
MOTUL_20131110-04.jpg

精密ドライバーの先端をヘラのように薄く削った工具でシールを開ける。
ゴムシールの内周側に隙間があるのでこのドライバーを差し込んで空ける。
新しいベアリングのフタを外す前に古くなったベアリングで練習すると良い。
MOTUL_20131110-01.jpg
ココで新しいベアリングでグリスの量を注意して見ておこう。
シールにグリスがついていない。
リテーナーの溝が調度埋まるぐらいが適量のようだ。

両側のシールを外して、ディグリーザーで脱脂後
MOTUL Tech Grease 300をモリモリと一杯に詰め込んでみる。
このままシールをはめ込んで終了。
MOTUL_20131110-02.jpg MOTUL_20131110-03.jpg

専用工具で圧入して、
MOTUL_20131110-05.jpg
さて第一回目の回転テスト。

・・・・さっぱり回らん!!
さらに、回転音がベアリング締めすぎの時のように抵抗のある音(ゴーとかゴロゴロとか)がする。

この原因は3つあるようだ。
1.グリスの詰め込みすぎによる抵抗増し。
2.接触型ゴムシールベアリングによる抵抗増し。
3.ゴロゴロ音に関しては走行してグリスをなじませる必要があるかも?

1.のグリス詰め込み量は最初にシールを開けたときに気が付いていたのだが、
どのくらいデメリットがあるのか試してみた結果、
シールが接触するまで入れると、摩擦増大することが判明。

2.の接触型ゴムシールは標準で使われていたものと同じものだが、
標準品は片側非接触金属シールドになっている。
これは次の試行での検討課題だ。

3.この音の増大の原因は定かではない。
原因は2つ考えられる。グリスがなじむまでこんな音が鳴るのか、
または、脱脂不十分によるものと思われる。

以上の考察を元に、もう一度やり直し。
用意したベアリングは2種類。
NTNのLLU (両側接触ゴムシール形)と、LLB (両側非接触ゴムシール形)

脱脂を十分にした後、グリスを詰め込み、
回転させてなじませた後、指先で余分なグリスを取り除く。
MOTUL_20131110-07.jpg

ゴムシールだけを片面づつLLUとLLBを使用します。
(ベアリング側はLLUもLLBも同じサイズです)
MOTUL_20131110-08.jpg
オレンジがLLU、黒がLLBです。
接触型ゴムシールを外側になるように取り付けて完成。

さて、取り付け直後の回転数の比較だが。
手で回してみて回転回数を比べてみた。
MOTUL_20131110-10.jpg
[前輪]
交換前:80
交換後(グリス多い):50未満
交換後(グリス適正):80
交換後(グリス適正,100km走行後):81
交換後(グリス適正,300km走行後):82

[後輪]
交換前:65
交換後(グリス多い):50未満
交換後(グリス適正):62
交換後(グリス適正100km走行後):70
交換後(グリス適正300km走行後):88

前輪に明らかな差がありますが、
交換前のベアリングがステンレスでかつ
ニトリルゴムシールの接触抵抗が少ないため差が出ていると思われます。

交換後はグリスの量と脱脂の具合によらず摩擦の大きそうな音
(ゴーとかゴロゴロとか)がします。
走行後にもう一度結果を見る必要がありそうですね。
#走行後の値を追記した。
#うーんそんなに言うほど変わらない。ゴーって音もする。
#性能に関しては、自己満足の世界ですね。
#ニトリルシールのステンレスベアリングの方が性能上ですが、
#こちらの方がローコストで出来ます。
#2013/11/24
#300km走行後の結果を追記しました。
#結構回りますね。このチューニングありかも。
#前輪は空気抵抗に負けてそれほど変わらず。
#後輪は前輪より重いので慣性力で回り続ける。
#ゴロゴロは無くなったけどゴーという音は相変わらず。

フリーの部分もグリスを変えてみました。
使用したのはSHIMANO フリーハブボディグリス
MOTUL_20131110-06.jpg MOTUL_20131110-09.jpg
MAVICのフリー用オイルを使用すると、オイルがベアリング内に進入してグリスが洗い流される。
グリスならそんな心配もなし。ゴムシールとラチェットにたっぷり塗って完了。
フリーの抵抗も専用オイルと大差ありません。どちらかというと、シマノのグリスの方が良いかも。
ちなみに、このグリス保管には要注意。フタから少し出ているグリスが床に着くと家中ツルツルになってカミさんにしかられます。
こんばんは^^
テックグリスを紹介した、たけと(本名坪江)
といいます。なんとなく、テックグリスの評判どうかな?と思いググって見ると、私のブログで紹介したグリスが
ブログ書かれている!ではないですか!!

正直、とても嬉しいです。
しかも、詳細なインプレまで!
実際に使って、乗ってのインプレで私も非常に参考
になりました。
できるだけ公平に見ようとしても、販売すると
なると、どうしても自分に甘くなってしまいがち
なので、すごく良かったです。

記事にしたのが11月という事なので、この時は
私にも分からない事でしたが、ベアリングにうつ
より、ハブのフリー部分にうつと、非常に効果が
高いです。もし良ければお試しを…

もし良ければこれからもよろしくお願いしますね^^
[ 2014/03/05 23:41 ] [ 編集 ]
たけとさん、こんばんは。

自分で失敗しながら試行錯誤で改良するのは楽しいですよね。
フリーの部分は今度試して見ます。
[ 2014/03/06 00:39 ] [ 編集 ]
Zippのシールドベアリングにグリスを充填したいのですが、ベアリングのリムーバーとインストーラーは、どこのものを使えばよいかわかりません。あまり、安物は使いたくありません。できましたらアドバイスをお願いします。
[ 2015/06/11 22:35 ] [ 編集 ]
こんばんは。コメントありがとうございます。

Zippですか。良いホイールですね。

ベアリング挿入は、一点買い
コレしかないでしょう。
「タクリーノ レヴォア・ベアイン」
6万ぐらいします
他の選択肢としては、叩いて挿入する工具が低価格で売っています。
叩くタイプは斜めに入る可能性があるので怖くて使ったことがありません。

外す方はベアリングは捨てますので、
アマゾンかモノタロでパイロットベアリングプーラーセット
で検索すると1万円くらいのベアリングプーラーセットが売っています。
ベアリング内径を確認して適合するか確認が必要です。
私はこのタイプの安物を使用しています。
ただし、先端が開き気味で、ベアリングに引っ掛けるつめがなかなか閉じません。
ベアリングの穴に入れるときに四苦八苦します。
もしお金があれば
「タクリーノ ベアウト」
これも6万ぐらいします。
使ったことはありませんが、値段に見合う使い勝手と思います。
[ 2015/06/12 00:34 ] [ 編集 ]
けんちゃんさん、
詳細なレポートを拝見させていただき、タクリーノベアインを買うことに決めました。ステンレスの圧入パーツは数種類が同梱されてくるようですが、カートリッジベアリングの内径もしくは外形により簡単に選択できますか?
[ 2015/06/15 21:59 ] [ 編集 ]
こちらの記事に写真があります。
//jiteken.blog100.fc2.com/blog-entry-50.html
小さめのヘッド圧入工具みたいなものです。
対応しているベアリングは、
6901,6001,6903,608,6805,6902
です。
なじみのショップがあれば、
ショップ経由で購入すれば任意のアダプターを作成してもらえます。個人では任意アダプタは対応してくれません。
[ 2015/06/16 22:01 ] [ 編集 ]
けんちゃんさん、
アドバイス有難うございます。タクリーノにはMavicのカートリッジ対応表はあったのですが、やはりZippは標準品では未対応のようですね。61803x4, 61903x2でした。カートリッジ毎にアダプターが必要なのは困りますね。
[ 2015/06/16 22:31 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

けんちゃん

Author:けんちゃん
東京在住、和歌山生まれ
自称、和田峠ニスト
中華カーボンと手組みホイールでシクロクロス参戦中

カテゴリ