BB30からクリック音が鳴る - その3 Loctite 641 自転車けんちゃん

大学サークルで自転車に魅せられて30年以上たちました。 いまだにロングライドと言えば日の出から日の入りまで 走っています。

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BB30からクリック音が鳴る - その3 Loctite 641

やっと、届きました。
NTN 6806LLU
Loctite641
BB30_20100828-1.jpg
それでは試してみます。
脱脂した後、Loctite641をベアリングの外周に付けて圧入します。
BB30_20100828-2.jpg BB30_20100828-3.jpg
圧入後、12時間待ち、その後クランクを挿入します。

結果ですが・・・
BBから音が鳴ります。
がぁぁ~ん

うーん。クランクシャフト側に問題があるようです。
多分、ゴムハンマーで挿入するときに
クランクシャフトが穴の方向に正確に向いて
挿入できないためにシャフト側が若干歪に磨耗したものと
思われます。
かなり、気をつけていたのですが圧入工具が無いと
どうしても挿入方向が微妙にずれます。

圧入時の磨耗を考えると
メンテナンス周期を長くしてクランクシャフトは
あまり抜かない方がよさそうです。

あとの祭りですが、圧入工具を作ってみました。
BB30_20100828-4.jpg
8mmの長いネジに、レヴォア・ベアインのアダプターを挿入して
クランクの両端から固定します。
下の金属の筒は手すりを壁に固定する器具ですが
直径32mmの穴があいているので調度いい具合にクランクシャフトが通ります。
BB30_20100828-5.jpg

前から疑問に思っていたのですが、
BB30はクランクの挿入時に、ベアリングに直接力がかかります。
これは、ベアリングの圧入方法としてはNGですがBB30の仕様です。
せめて、圧入工具でジンワリと挿入したほうがよさそうです。

BBを抜く工具はクランクとシャフトが一体となっているので
作成が困難です。
左右クランクとシャフトが分離できるタイプであれば
FSAのBB30 Threaded BB Adapter Removal Tool
で何とかなりそうです。

BB30をベストコンディションの状態に保つための
必要事項をまとめてみました。

クランクシャフトの抜き挿しはベアリングの方向に
まっすぐでなければならない。
そのためクランクの圧入工具は必須です。
抜く方は治具の作成は難しそうです。
慎重に抜くしかありません。
クランクシャフトが交換可能なタイプであれば
クランクシャフトのみの交換で元のコンディションに
戻ります。

ベアリングは抜き挿しどちらも専用工具を
使用します。BBシェル側がゆるくなってきた場合は
ベアリングの外周にLoctite641を付けて
圧入します。
#2010/09/03
#コメントいただいた方ありがとうございます。
#ベアリングが奥まできっちり入っていないと
#異音が発生するそうです。
#ベアリング装着後に裏側から奥まできっちり
#入っていることを確認した後
#念のためベアリングからシェルの端面
#までの距離をノギスなどで確認します。
#この点は確認済みなので私のケースは
#別の原因のようです。

メンテナンス間隔を長くするしかないので
ベアリングとベアリングシールドの隙間は
グリスを充填しておきます。


てなわけで結局、私はどうすることにした
と思います?
次回をお楽しみに・・・
[ 2010/08/28 22:54 ] メンテ - BB (BB30) | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

けんちゃん

Author:けんちゃん
東京在住、和歌山生まれ
自称、和田峠ニスト
中華カーボンと手組みホイールでシクロクロス参戦中

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