ULTEGRA リアハブ WH-6600-Rのグリスアップ 自転車けんちゃん

大学サークルで自転車に魅せられて30年以上たちました。 いまだにロングライドと言えば日の出から日の入りまで 走っています。

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ULTEGRA リアハブ WH-6600-Rのグリスアップ

ULTEGRA リアハブ WH-6600-Rのオーバーホール(分解整備)です。
走行距離は1600kmです。
まだまだメンテナンスネタが続きます。

スプロケット回しとロックリング回しを使用して
カセットスプロケットのロックリングを外します。
WH-6600-R-1.jpg

カセットスプロケットが外れました。
WH-6600-R-2.jpg

右側(フリー側)のロックナットをゆるめます。ロックナットは逆ネジです。
5mm六角レンチをハブ軸に挿して、
17mmハブレンチでロックナット時計方向に回します。
WH-6600-R-3.jpg

ロックナットを外した状態です。 
フリーボディのシールドベアリングが見えます。
WH-6600-R-4.jpg

フリーボディを外したところです。
ラチェット構造のためこすれて金属粉がたまるので真っ黒です。
右側からはフリーボディが外れるだけでハブ軸は外れません。
WH-6600-R-5.jpg

スプロケットをバラバラにしてディグリーザーと歯ブラシできれいにします。
ゴムやプラスティックの部品は布で拭くだけにします。 
フリーボディはシールドベアリングを使用していますので布で拭くだけにします。

上は左からロックリング、ワッシャー、スプロケットとスペーサー
真ん中はスプロケットとスペーサー
下は左からシールリング、ロックナット、
ラチェットのツメ、ツメを固定するリング、フリーボディ 
WH-6600-R-6.jpg

フリーボディの裏側拡大と表側拡大です。
WH-6600-R-7.jpg WH-6600-R-8.jpg

20mmハブレンチ(ココだけサイズが違う)と5mm六角レンチで
左側のロックナットをゆるめます。
WH-6600-R-9.jpg
#2015/03/29追記
#緩めるときは六角レンチを反時計方向に回します。

ロックナットと玉押しを外したところです。
左側は比較的きれいです。
WH-6600-R-10.jpg

ハブ軸を外してディグリーザーできれいにします。
ゴムやプラスティックの部品は布で拭くだけにします。

左側からロックナット、玉押し、シールリング、
ハブ軸とベアリング(左右各17個)、玉受けです。
プラスティックのシールリングは外れません。
WH-6600-R-11.jpg

玉受け左側です。
手前のシールリングは外れません。
WH-6600-R-12.jpg

玉受け右側です。
プラスティックのハブボディキャップは外してあります。
ドライバーでこじれば簡単に外れます。
ラチェットの手前と奥のシールリングは外れません。
WH-6600-R-13.jpg

左側(フリー側)の玉受けにたっぷりグリスを塗ります。
グリスの上にめり込ますようにベアリングを並べていきます。
WH-6600-R-15.jpgWH-6600-R-16.jpg

右側の玉受けにたっぷりグリスを塗ります。
ハブ軸を挿してからベアリングを並べていきます。
WH-6600-R-14.jpgWH-6600-R-17.jpg
左側の玉受け(シールドリング付き)とロックナットを取り付けます。
組み立て時は、ねじ固着防止のため、
ねじ山にデュラエースグリスを塗ってください。

玉あたり調整は
スルスルと抵抗無く回るのはだめです。
隙間ができてベアリングや玉受けがいびつに磨耗します。
ゴリゴリして抵抗があるのは締めすぎです。磨耗が早くなります。
軽くコリコリと反応はあるが抵抗が無い状態が最適です。
(反応が在るか無いか分からない状態ではなく、
コリコリの反応が明確な状態がお勧めです。
メーカ出荷時より少しきつめになりますがこの方が調整が簡単です。)

実際には
ロックナットをゆるめた状態で
玉押しを軽く手でしめて玉あたりを決めて
(かすかにコリコリまたはスルスルの状態)
ロックナットを締めます。(この状態でコリコリであればOKです)
もし、ゴリゴリになった場合は、反対側に5mmの六角レンチを挿して、
玉押しをゆるめます。

フリーボディの取り付け前にラチェットにグリスを塗っておきます。
シールドベアリングの表面にもグリスを塗ります。
ねじ固着防止のため、ねじ山にもデュラエースグリスを塗ってください。
耐久性重視のためグリスは多めです。
#2010/08/07追記
#フリーには専用のフリーボディグリスを使用してください。
#デュラエースグリスは硬すぎてラチェットが正しく動作しません。
#量はてんこ盛りではなく、ラチェット部分と
#ゴムシール部分に重点的に使用してください。
WH-6600-R-18.jpgWH-6600-R-19.jpg

フリーボディを挿入したらロックナット(シールドリング付き)を取り付けます。
右側は調整はありません。締めるだけです。
その後で、ハブボディキャップをはめます。(右側の写真)
WH-6600-R-20.jpgWH-6600-R-21.jpgWH-6600-R-22.jpg

カセットスプロケットをはめてロックリング締めます。
40Nが規定トルクですが、腕立て伏せ4回しかできない私の場合は
体重をかけて締めると締めすぎ。
腕の力で強めに締めると丁度良い。
ちなみに専門ショップではもっと強く締めていました。

締め付けを弱めにすると、スプロケットの間隔が微妙に大きくなるため
リアディレーラを調整しても、ローギアを使用すると
調整がうまく行っていないときのように音が鳴ります。

今日使用したもの
・17mmハブレンチ
・20mmハブレンチ
・5mm六角レンチ
・デュラエースグリス
・スプロケット回し
・ロックリング回し(シマノ用 BBB BTL-12)

ググるキーワード
・WH-6600-R filetype:pdf
・リアハブ グリスアップ
すみません!ロード初心者です。
このページを拝見し、ハブ分解に挑戦しようとしましたが
左側のロックナットが固くて外れません、六角レンチを左に回して外すんでしょうか?
初対面であつかましいですが、教えてください。
よろしくお願いします

[ 2015/03/29 08:48 ] [ 編集 ]
こんばんは、しんちゃん

コメントありがとうございます・
左側のロックナットを緩める方向を、ブログに追記しました。
緩める写真も、締める写真も、自分が下にいると仮定して、工具を下に引く方向で写真を撮っています。
ホイールの型番によって回す方向が異なります。
"WH-6600-R"の場合ですので念のため。
[ 2015/03/29 23:05 ] [ 編集 ]
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プロフィール

けんちゃん

Author:けんちゃん
東京在住、和歌山生まれ
自称、和田峠ニスト
中華カーボンと手組みホイールでシクロクロス参戦中

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