自転車けんちゃん

大学サークルで自転車に魅せられて30年以上たちました。 いまだにロングライドと言えば日の出から日の入りまで 走っています。

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Drura-ace PD-7810 ペダルのグリスアップ

今年最後はメンテナンスで締めくくりとなりました。
シマノ Drura-ace PD-7810 ペダルのオーバーホールです。
購入後1年です。
PD-7810_20111231-32.jpg
まずは、マニュアルを入手しましょう。
ググるキーワードはこちらです。
DURA-ACE SPD-SL Pedals PD-7810 filetype:pdf

ペダルを8mmの六角レンチで外します。
右側は正ネジ、左は逆ネジ、
ホイール(クランク)の回転方向に回すと締まり、逆に回すと緩みます。

足で踏むとこのように簡単に・・・
PD-7810_20111231-01.jpg

バキっ!!ウゲー
PD-7810_20111231-02.jpg
床に凹みがでけた~
注意!このように床に傷が付きます。何か敷いておきましょう。
あ、もちろん悪い例を見せたかっただけですよ~涙)

ペダルシャフトはクロモリです。
写真の部分はさびやすいので、
ラスペネなどを塗っておきましょう。
PD-7810_20111231-04.jpg

ペダルからペダル軸アッセンブリを外します。
工具はこちらを使用します。
Park Tool: SCW-17(Shop Cone Wrench 17mm)
シマノ:TL-PD77(PD-7700ペダル用スパナ 20mm)
PD-7810_20111231-28.jpg
20mmスパナは必ず専用工具を使用してください。

ペダルを万力に固定します。
PD-7810_20111231-32.jpg
上が17mmのボルト、下が20mmのロックリング
下のロックリングを緩めます。

回す方向が問題なのですが・・・
写真の状態で
PD-7810_20111231-29.jpg
右ペダルは、
ロックリング:時計回りで緩む
(ボルト:時計回りで緩む)

左ペダルは、
ロックリング:反時計回りで緩む
(ボルト:反時計回りで緩む)

ホイール(クランク)の回転方向で締まり、逆方向で緩みます。

注:正ネジ、逆ネジで覚えると失敗します・・
失・・失敗し・・失敗しました!涙)
PD-7810_20111231-05.jpg
思いっきり逆方向に回して、万力が固定台からもげて転げ落ちました!
ナットの山をなめかけています!
あ、もちろん悪い例ですよ~良い子の皆さん真似をしないようにしょう!
今日はいろいろあるな~気を取り直して次へ

こちらが外したペダル軸アッセンブリです。
写真をじっくり見てください。
④正、③逆、②正、①逆
PD-7810_20111231-06.jpg
左右のペダルでネジが逆になっているだけではなく、
クランク取り付け側と、ペダルにねじ込むボルト側の
ネジが逆になっています。

ベアリング止めのスナップリングを外します。
使用した工具はこちら、
トラスコ:スナップリングプライヤー 先端径1mm(51-1A)
PD-7810_20111231-07.jpg
注:先端径1.25mmは使用できません・・・
ってまた間違って買ったのかい!って?
はいそうです。2つも・・・・

こんな感じで外すと、
ボールベアリング(直径2.4mm,17個)が見えます
PD-7810_20111231-08.jpg PD-7810_20111231-09.jpg

ベアリングが外れると、ゴムシールがあります。
PD-7810_20111231-10.jpg
コレも外します。

ペダル軸アッセンブリがばらばらになりました。
PD-7810_20111231-11.jpg

次はペダルの奥にあるベアリング外します。
PD-7810_20111231-12.jpg

プラスティックの玉押さえ、ニードルベアリング
PD-7810_20111231-13.jpg PD-7810_20111231-14.jpg

ボールベアリング(直径2.4mm,9個)を取り出します。
PD-7810_20111231-15.jpg PD-7810_20111231-16.jpg

軸の先端に穴が開いていて、ペダルの奥の突起と
オスメスになっています。細かい加工ですね。
PD-7810_20111231-18.jpg PD-7810_20111231-19.jpg

反時計回りに、
・ペダル軸
・ゴムシール
・ボルト
・ベアリング(直径2.4mm,17個)
・スナップリング
・ロックナット
・ワッシャー
・玉押さえ
・ニードルベアリング
・ベアリング(直径2.4mm,9個)
PD-7810_20111231-17.jpg

下の部品は表裏があります。
・ゴムシール(シールの大きいほうがクランク側)
・スナップリング(エッジの丸い方がベアリング側)
・ロックナット(端面が平らで内周側にテーパーのある方がペダル側)
・玉押さえ(出っ張りの無い方がベアリング側)
・ニードルベアリング(凹みの無い方がベアリング側)

金属部品はディグリーザーで洗浄、
ゴム、プラスティックは布で汚れを拭き取ります。

注:換気をしながら作業しましょう。ストーブがあるとディグリーザーが燃えて悪臭がします。
はい、こんな悪臭初めてです。

ペダル軸アッセンブリを組み立てます。
ゴムシール、ボルトを装着したら、
デュラエースグリスをつけて、ベアリングを並べます。
PD-7810_20111231-20.jpg PD-7810_20111231-21.jpg

スナップリングを装着したらさび止めのために
軸にグリスを薄く塗ります。
PD-7810_20111231-22.jpg

ペダル側に、ベアリング、ニードルベアリング、玉押さえを入れて
中心にデュラエースグリスを注入します。
PD-7810_20111231-23.jpg PD-7810_20111231-24.jpg
写真の量は多すぎです。この半分くらいで十分です。

ペダル軸アッセンブリを仮挿入して、
はみ出したグリスを綿棒で拭き取っておきます。
PD-7810_20111231-25.jpg PD-7810_20111231-26.jpg
やっぱ多すぎでしたね・・・

ねじ山にグリスを付けて
PD-7810_20111231-27.jpg
ロックリングとワッシャーを取り付けたら、

ペダル軸アッセンブリをペダルに取り付けて
PD-7810_20111231-32.jpg PD-7810_20111231-31.jpg
ボルトで玉あたりを調整します。
軸を回してみてコリコリしない程度に調整します。

ボルトを軽く回して一番奥ですとコリコリ音がすると思いますので
この位置から戻す角度を決めて玉当たりを決めます。
玉あたりの位置が決まったらロックリングを締めます。

DuraAceはすばらしいです。
ロックリングを締める前とあとで玉当たりは
ほとんど変化しません。
ボルトで玉当たりを調整すると、
ロックリングは締めるだけです。

ペダルをクランクに取り付けたら
回してみてゴリゴリしないか、
ロックボルト部分に上下に力を入れてガタが無いか確認します。
PD-7810_20111231-03.jpg

いろいろ失敗がありましたが、
元通りになりました。
じつは、メンテをしようとペダルを外したのが11月
20mmの専用スパナを買って・・・
スナップリングプライヤー3つも買って・・・
終わったのが大晦日でした。^^);
[ 2011/12/31 19:00 ] メンテ - ペダル | TB(0) | CM(6)
プロフィール

けんちゃん

Author:けんちゃん
東京在住、和歌山生まれ
自称、和田峠ニスト
中華カーボンと手組みホイールでシクロクロス参戦中

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