自転車けんちゃん

大学サークルで自転車に魅せられて30年以上たちました。 いまだにロングライドと言えば日の出から日の入りまで 走っています。

HT Components Leopard M1 Pedal オーバーホール 後編

前編で破損していたニードルベアリングを外します。
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M6 90mmにステンレスパイプ(外形8mm x 内径6mm x 長さ40mm)を装着。
反対側にワッシャとナットを取り付けて、ネジを締めて行くとベアリングが押されて外れます。
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ベアリングが外れました。
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取り外したベアリング(060910サイズ)。HK6910と刻印があります。
インターネットで探してみましたが、汎用品での販売は無いようです。
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クランク側の穴からオイルブッシュ(IGUS 091110 DU Bushing)を外します。
使用する工具は10mmタップ。ネジとワッシャを用意しましたが無くても外れます。
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タップでオイルブッシュにネジを切って引き抜きます。
ゆっくり回しながら引くと外れます。
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HT Componentsのメーカー直販サイトから購入したM1 rebuild kit (2017 version)です。
ニードルベアリングがオイルブッシュになっていますが、オイルブッシュの方が過酷な環境に強いのでこちらの方がよさそうです。
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ちなみにメーカサイトからの通販は日本まで送料無料ですし。ペダルも購入可能です。
メールでの問い合わせには返信が無いのでご配送などのトラブル発生時の問い合わせは困難です。

M6 90mmにステンレスパイプ(外形8mm x 内径6mm x 長さ40mm)を装着。
その先に外したニードルベアリング、オイルブッシュ(060910サイズ)を装着。
オイルブッシュは角がテーパーになっている側が挿入側です。
ワッシャとネジは写真に撮っていますが不要です。
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手でグイっと押し込むと入っていきます。
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M6 90mmにステンレスパイプ(外形8mm x 内径6mm x 長さ40mm)を装着。
その上にステンレスパイプ(外形10mm x 内径9.4mm x 長さ10mm)を2個装着して、
さらに外したオイルブッシュ(091110サイズ)と新しいオイルブッシュ(091110サイズ)を装着
ナットとワッシャーは写真に写っていますが不要です。
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先ほどと同様に手でグイっと押し込みます。
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ペダル軸にワッシャとゴムシールを取りつけて、デュラエースグリスをたっぷり塗って組み立て。
前編で説明しましたがナットの締め付けトルクは0ニュートン。軸方向に押してみてガタの無いギリギリのところ、かつゴムの弾性で少し動く程度。ペダルを回してみてヌルっと2~3回転するのが適正なグリス量。
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シクロクロスの過酷な環境で使用するペダルは毎年オーバーホールしたいですね。
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[ 2019/05/20 22:05 ] メンテ - ペダル | TB(0) | CM(0)

HT Components Leopard M1 Pedal オーバーホール 前編

シクロクロスで使用していたHT ComponentsのLeopard M1ペダルの分解整備です。
このペダルは簡単に分解可能メンテナンス可能です。
Pedal accessoriesとしてM1 rebuild kit (2017 version)も入手可能です。
2016年版と2017年版は部品が異なりますので注意してください。
残念ながらスモールパーツは日本での販売は無いようですので海外通販になります。

メンテナンス時の注意点ですが何れのネジも手でペダルを持って外せるトルクで締められています。
写真ではペダルを万力で固定していますが万力での固定不要です。

ペダルキャップを六角レンチで外します。
HTC_M1_20190505-1.jpg 

キャップを外すとナットが見えます。
ペダル軸を六角レンチで回らないように固定しながら
専用工具(ペダル購入時に付属)でナットを回します。
右ペダルは逆ネジ、左ペダルは正ネジになっています。
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左から
ワッシャ、ゴムシール
ペダルの反対側は
シールドベアリング(685ZZ)、ワッシャ(表裏あり)、ナット(表裏あり)、ペダルキャップ
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ペダルの中を見るとペダル軸側にニードルベアリング(060910サイズ)が見えます。
圧入されているので外す為には工具が必要です。
今日は外さずにそのまま洗浄します。

ペダルキャップ側
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ペダル軸側
HTC_M1_20190505-6.jpg 
ペダル軸側の手前(茶色の部分)にはオイルブッシュ(IGUS 091110 DU Bushing)が挿入されています。

ディグリーザーで洗って、デュラエースグリスを塗って組み立てます。
ナットの締め付けトルクはガタの無いギリギリのところ、締め付けトルクはゼロにします。
ナットはナイロンナットですので締め付けトルクがゼロでも緩まないようになっています。

回してみて、2~3回ヌルっと回るのが適正。からからと空回りするのはグリスが少なすぎ。
軸方向にペダルを動かしてみて、わずかに動くか動かないかギリギリの状態が適正。
ぐっと横方向に力を入れるとゴムの弾性で微妙に移動します。
使用前にチェックしておくとわかりやすいです。

昨シーズン使用したペダルは海辺の雨のレースの為かニードルベアリングが錆びて破損していました。雨のレースや海辺のレースの後はすぐに分解して洗浄しておいた方が長持ちします。
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後編ではM1 rebuild kit (2017 version)を使用した完全なオーバーホールの方法をご紹介します。
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[ 2019/05/05 22:15 ] メンテ - ペダル | TB(0) | CM(0)

柳沢峠グルメライド - 2019/4/28

朝4:30出動。毎年恒例のタイムアタック&グルメライド
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今日の朝の気温は6度と低いが、日が差して猫の日向ぼっこ日和。
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コンビニで2回目の朝食。
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カップヌードル+おにぎり。

8:25
奥多摩湖
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絵にかいたようなくっきり輪郭の新緑の山。
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10:35
柳沢峠到着
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平坦が遅かったが上りで挽回したのでタイムはほぼ去年と同じ。

下りはグルメポタリング。
はまやらわ 名水わらび餅。黒糖味がお勧め。
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サイズはかなり大きく、茶わん2杯分くらいのボリューム。

人懐っこい甲斐犬。
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落合キャンプ場でヤマメの天ぷら定食。
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ご飯はどんぶり盛だがサイクリストたるものこのくらいの量にひるんではいけない。ペロっと完食。

往復230km走って食べ過ぎで体重増加するという恐怖。(笑
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[ 2019/04/28 00:00 ] 走行記録 | TB(0) | CM(0)

自転車の洗車 - シクロクロスレース後の20分洗車

メンテの基本は洗車
レースから帰ったら洗車しましょう。
この洗車方法はこのブログを始めた時から10年以上やっている方法です。
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1.チェーンを外して洗浄します。(約5分)
用意するものは
・防塵剤入りチェーンクリーナー(AZ クイックゾル Blcc-005)
・灯油
・蓋つきビン(100円ショップ)
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チェーンを付けたままでの洗車は非常に手間がかかります。
チェーンを取り外して洗車するとあっという間に終わります。
私はWippermannのConnex 11-speed Linkを使用しています。
何度でも取り外し再利用できますし、耐久性はDuraAceのチェーンと同等です。
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[チェーンが濡れていない場合]
・瓶に灯油とチェーンを入れてガシャガシャ1度目の洗浄。
・その後、別の瓶にチェーンクリーナーとチェーンを入れてガシャガシャ2度目の洗浄
・取り出して乾燥
・チェーンオイルを1リンクづつ付けて一日放置
チェーンは2セット用意しておいて1回毎にローテーションすると
チェーンオイルが浸透する時間がとれます。

[雨の日の場合]
・とりあえずチェーンを外してチェーンクリーナーに漬け置き
・晴れた日に上の要領で洗浄
雨でぬれたチェーンは放置すると1日で錆びます。
灯油への漬け置きも水が油をはじくので効果ありません。
洗車を次の日にする場合は水置換性のある洗浄剤に漬け置きするか、
水置換性のあるオイル(ラスペネなど)を注油しておいます。

使用済み灯油やクリーナーは捨てずにティッシュで泥をこして数日置きます。
汚れが下に沈殿するので再利用します。

2.ディグリーザーでドライブトレインを脱脂(約5分)
用意するもの
・パーツクリーナー
・ぼろ布
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ペダル、フロントギア、リアディレーラーのプーリーと外から見えるバネ、リアスプロケット
この4か所はディグリーザーで泥と油を落とします。

フリー内部、ディレーラーの内部、ペダルの軸は
ディグリーザーがかからないように注意して脱脂します。
脱脂した後に、フロントギア、リアスプロケットの隙間、リアディレーラーのプーリーは
ぼろ布で磨きます。

3.車体を水で洗浄(約10分)
用意するもの
・散水栓
・台所洗剤またはカーシャンプー
・洗剤を入れるスプレー容器(100円ショップ)
・洗車用ブラシ(車用)
・洗車用布
・フクピカ(ワックス)
・ストロー用ブラシ(100円ショップ)
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散水ノズルを使用して車体をシャワーで水に濡らします。泥は大雑把に落としておきます。

台所洗剤を10~20倍に薄めて泡を車体とタイヤにかけます。
ギアとかも特に気にしなくて大丈夫です。
洗車用ブラシで泥が落ちるように軽くこすります。
車体の内側、フロントフォークの内側は洗車用布で軽くなぜます。
タイヤはごしごし洗います。
ディスクブレーキの隙間はストロー用ブラシでこすります。

水で洗剤を洗い流したら、水気をふき取り、車体を数十cm上から落として水切り、

リアディレーラとペダルにはラスペネで注油しておきます。
(洗車間隔が長い人はメンテルブにしてください。)

その後、暇なときはフクピカで車体を拭きます。
(フクピカで拭くのは10回に1回くらいです)

4.ネジに錆が発生している場合
ネジが錆びている場合はラスペネを付けておきます。
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ラスペネには錆を溶かす効果があるので多少の錆であればこれで大丈夫。
錆の原因は汚れてかつ濡れた状態での放置です。
ちゃんと洗車をしておけば簡単には錆びません。
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[ 2019/03/12 15:18 ] メンテ - 洗車 | TB(0) | CM(0)

シクロクロス千葉 CM3 優勝しました! ― 勝利の為の機材10選

CM3表彰台の真ん中に立てました!!
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それでは今日のレポ・・・では面白くないので

私がお勧めする勝利の為の機材10選!
誰が呼んだかマネーウェイトレシオ。
自転車はスポーツであると同時に
投入した機材の勝負でもある。
変態的な機材から、これ良いね的な機材まで色々あります。
何順かっていうと変態度順です。

第10位
Ultegra RD-RX800
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これは説明不要のみんなが使っている最近流行りの必須機材。
MTB同様のチェーンスタビライザーが付いているリアディレーラ―。
チェーンが上下に暴れず、チェーン落ちがほとんどない。
今までチェーン落ちしていたのが嘘のようにチェーン落ちしなくなる。

第9位
Quelima SQ13
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27mm角の超小型ローコスト車載カメラ。
最大90分の記録が可能なHDカメラ。
レースの記録を残すのには最適。
GoProと比較すると画像は荒いが、
自身のレースの確認としては必要十分な画質。
レース開始前にボタンを押して録画開始しているかどうかを確認する作業が
レース前の集中を妨げるので昇格できるまでは一旦使用を中止することにした。

第8位
absoluteBlack Oval CX 1X
CHIBA_20190303-03.jpg 
言わずと知れた楕円チェーンリング。
ナローワイドギア版である。
楕円チェンリングの弱点は逆回転するとチェーン落ちする点である。
ただし、チェーン落ちの度合いはナローワイドの葉の形状によって異なる。
absoluteBlackはチェーン落ちしにくい。。。ような気がする
体感で1枚小さなギアを踏んでいるように感覚で同じギアを回せる。。。のような気がする。
すみません。今回が初めての実戦投入なので長期テスト後のレポはまたそのうちに。

第7位
OGK KABUTO AERO-R1
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どこがお勧めかというと、軽い!とにかく軽い!!
シクロクロスで凸凹路面を走行すると数十グラム重いだけで肩こりになる。
このヘルメットに変えてから肩こり無し。
シールドが付いているので冬の寒い日に眼球を冷やしてしまって焦点が合わなくなることもない。
<=眼球冷えると焦点が合わなくなるのは僕だけか?

第6位
4iiii precision(105シルバー) 
CHIBA_20190303-06.jpg 
左クランク用パワーメーター。
説明不要だろう。。。ある一点を除いては。
FC5800のシルバーの左クランクはFC6700のアルテグラの左クランクと
色も形状も重量もほとんど同じなので右はFC6700アルテグラ
左はFC5800 105 パワーメーター付きになっている。

第5位
HT Components Leopard M1
CHIBA_20190303-11.jpg 
弱虫ペダルの前田公平も使っているという噂のオフロード用ペダル。
シマノSPDのようなペダルキャッチのしやすさと、
TIME ATACのような泥はけの良さの両方を兼ね備えたペダル。
各部のネジは増し締めしておかないと緩んでくるのが玉に傷。
私はネジロックを付けて増し締めしてある。

第4位
Wipperman Connex Chain Link 11s
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何度でも取り外しできるチェーンリンク。
耐久性もチェーンと同じ強度なのでチェーンの交換時期まで何度でも使える。
取り付けに工具も不要。
ということはレースの後は毎回外して洗浄できる!
お好きなだけ外して、好きなディグリーザーで洗って、
マニアな方は超音波洗浄機とかで洗っちゃったりして!<=これ僕
お好きなチェーンオイルが付けられる!!<=これも僕

第3位
ギブネール(GEVENALLE)
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旧レバー式シフターをハンドルに取り付けたシフター。
シフト操作に慣れるまでは扱いにくい感じがするが、
慣れると非常に良いシフトレバーだと思う。
レバーの操作からシフトのタイムラグが無い。
多段のシフト(3段以上)を一気にできる。
レバー位置がギア位置なのでシフト位置が指の感覚で確認できる。
堅牢で壊れない。
個人的には良いとこだらけだと思うのだが、
好みが分かれる製品かもしれない。

第2位
TRP HYLEX(油圧ブレーキ&左ブレーキレバー)
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左ブレーキはTRPのメカニカルを使用していたのだが、
ワイヤーフリクションが大きいので油圧に変更。
油圧って本当に楽ですね。
ブレーキがストレスなく操作できます。
ただし、右がギブネール(Tektro)、左がTRP油圧だと
左の油圧だけレバーが大きいので見た目が変態的です。( ´∀` )
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第1位
XSifter
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どんなメーカーのメカニカルディレーラーでも電動化できるアイテム。
イナギクロスの泥コンディションで使い始めた。
若干レスポンスが遅いのが玉に傷。
野辺山の気温0度以下でシフトできない誤動作発生。
その後、常温でもキャリブレーションが頻繁にずれる不具合が発生し使用中止。
良い製品なんだけどなぁ。メンテもサポートも無い製品じゃあ使えません。

以上マネーウェイトレシオ+変態度も優勝に重要な要素というお話でした。
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[ 2019/03/03 23:36 ] シクロクロス | TB(0) | CM(2)
プロフィール

けんちゃん

Author:けんちゃん
東京在住、和歌山生まれ
自称、和田峠ニスト
中華カーボンと手組みホイールでシクロクロス参戦中

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